5.腸の健康 A.「Bael (バエル)」

胃の不快感を排除するのに効果的なバエルの実は、フルーツとしても食されている。タンニンを豊富に含み、下痢や赤痢、大腸炎を治療するとされている。
また食物繊維が豊富なため、消化を促し、大腸菌を排除します。抗バクテリア性、抗ウィルス性があるので、ウィルス性腸炎にも打ち勝ちます。抗痙攣性、ガスを排出する性質もあり、腹痛や、ガスの溜まりも緩和します。
バエルの根から取れるクマリンが、抗炎効果を持つので、腸炎を静めます。
バエルからは、キサントトキソールやメチルエーテル等のクマリン誘導体、ルティンやマルメシン等のフラボノイド、アルカロイド、ステロール、エッセンシャルオイルがそれぞれ抽出されます。
種から取れるアルコール性の抽出物は、抗アレルギー性があります。天然の果肉中の最大のタンニンの含有量は9%です。人の手に作られた果肉中のタンニンはこれより少し劣りますが、皮のタンニン含有量は20%と高く、葉にもタンニンが含まれます。タンニンは、腸の潰瘍を治すのに役立ちます。バエルには、ペクチンも含まれています。
ヒマラヤドラッグのバエルは、1カプセルあたりバエルのエキスを250mg含みます。