12.代謝の健康 A.「Karela (カレラ)」

ヒンズー語でカレラとはゴーヤの事です。近代の研究では、ゴーヤは、天然のインシュリンを含み、血糖値を下げるとしています。また飲み過ぎによる肝毒の治療にも役立ちます。
ゴーヤにはカランチン、モモルデシン、ビシン、ペプチド、ポリペプチド(P)等の成分が含まれ、血糖値のコントロールが出来、糖尿病患者に良いとされます。
グルコースの働きを活性化し、血清タンパク質のレベルも上げます。グルコースと酸化脂肪酸の吸収をするので、膵臓の敏感さを強化します。高血糖症や糖化ヘモグロビン、コレステロール値、脂肪酸のレベルを著しく下げます。
膵臓は、グルコースの値を正常に保つ役割を果たします。ゴーヤは、膵臓に似た働きをするので、高まった血中のグルコースレベルを下げます。ゴーヤには抗酸化作用がある事からも、糖尿病に良いとされます。
肝臓のエンザイムグルタチオンSトランスフェラーゼ、グルタチオンパーオキシダーゼ、カタラーゼを増やすために、肝毒の治療に良いとされます。
抗高脂血症剤として、リポタンパク質の濃度が低い時や、悪性コレステロール値が高い時に、アポリポBタンパク質が分泌される量を減らします。
アポリポC-IIIタンパク質と言うLDLコレステロールに変わるプロテインも減らします。濃度の濃くて良性コレステロールの構成物とされるアポリポA-1タンパク質は、増やします。細胞中のトリグリセリドの含有量を減らします。
また、ゴーヤはビタミンA,C,βカロテン、亜リン酸、鉄、ポタジウムも含有しています。
ヒマラヤドラッグのカレラは、1カプセルあたりゴーヤのエキスを250mg含みます。